6/26(土)AM4:00 大潮 @西湘(御幸の浜~早川)

この日は風も波も穏やかな予報だったので前日から準備して日の出から出艇しました。
この一カ月くらい釣果がふるわないSUPフィッシングですがそろそろリベンジしたいところ。

出艇
出艇

この日は無風のべた凪で、SUPが漕ぎやすいです。

べた凪
べた凪

漕ぎやすいのは良いのですが、そんなに多くない自分の経験からすると実はべた凪の日はあまり釣果が振るわない傾向があるような気がしてます。凪いでいると海中の変化に乏しく魚の活性があがらないからでしょうか。推測があってるかわからないですが、あっていると仮定してどうするか考えてみます。
深場だと海表の風や波の影響を受けずらそう、つまり凪いでる凪いでないが変数にならないような気がするので深場に行ってみることにします。(前回、浅場でエソしか釣れなかったのもあるので)

今日は何としても釣りたいので一番実績のあるタイラバに保険でサビキを付けます。これまで何だかんだサビキのおかげでボウズ逃れ出来ているので。
ジグサビキ用のサビキは2本針と3本針のものが主流で、ショアからのキャストだとライントラブルを減らすために2本針のが良いと思いますが、SUPフィッシングだと垂直方向に落とすのでライントラブルになる事もあまりないので少しでも確率をあげるために3本針にします。小物が沢山釣れても面倒なので針は大き目にしました。使ったのはこれ。

また、場所もいつもと少し変えてやってみることにします。いつもは沖に出てから釣りながら東へ東へ移動していくのですが、今日は西に移動していく事にします。

開始から1時間小さいアタリが。嫌な予感がしますが、、、

エソ
エソ

前回から引き続きまたもエソです(汗
もう君はいいよ。。。まぁ保険でサビキ付けてるからってのもあるんでしょうが。
この後もう一匹エソが続き、時間がどんどん過ぎていきます。

気が付いたら普段よりだいぶ西側に来ています。
場所はいままであまり明言してなかったですが、僕のホームポイントは小田原の御幸の浜で今回もそこから出艇しています。いつもは突堤より東側の御幸の浜正面で釣っているんですが、この日は早川河口付近まで来てしまいました。
こちら側こないので初めて知ったのですが、早川河口付近は急に深くなっていて岸からそう遠くないのにリールのカウンターは100mになっています。

と、そのとき竿に重みが!

引きはほとんどなく重みだけがずしりとあります。なんだか魚っぽくない。。。一体なんでしょうか?

ウッカリカサゴ
ウッカリカサゴ

ウッカリカサゴでした!釣り上げるのは初めてです。
この名称は後から知りましたが、昔はカサゴと区別されずに比較的最近になって別種として扱われるようになったようです。変な名前ですが名前の由来が面白いです。

水深100mから引き揚げたので目が飛び出てしまってますね。釣り上げた時には息も絶え絶えでした。
大きさは37cmだったんですが、その割にかなり重みを感じ釣り上げるのは難儀しました。その時の動画も上げておきます。

(ブログの容量が足りなくなっちゃうので、今回から大き目の動画はYouTubeに限定公開動画として上げてリンクを張ることにしました)

久々にまともなサイズの魚を釣りました。大きさ的に家族4人分のおかずになりそうなので、残りの時間は普段あまりこないこの付近の調査を兼ねて浅場に向かって釣り進めながら出発したポイントに戻って行こうと思います。

この後、リリースしたエソをはじめ、よくわからない魚、豆サバ、アジ、マハタなどなんだかんだでそれなりに数が釣れました。アオハタは何度か釣ってますがマハタは初めてなのでちょっと嬉しい。

よくわからない魚
よくわからない魚

よくわからない魚に関してはリリースサイズだったんですが、こいつも水圧で既にこと切れていたので持ち帰り。

豆サバは持ち帰ろうとスカリに入れたんですが、スカリの目が粗く気が付いたら逃げられていました(汗

豆サバ

以前、しっかりしたスカリだと水の抵抗を受けて漕ぎずらいといった事があり、わざわざスカスカのスカリに換えたばかりだったのですが裏目に出てしまいました。

また、ウッカリカサゴを釣ったあとストリンガーに付けていたのですがこいつが失敗でした!
口が大きく、既に息絶えているので口が開きっぱなしになっていて、これがパラシュートアンカーのように水の抵抗になってしまいかなり漕ぎずらかったのです。

この口である
この口である

クーラーボックスではなくスカリに付けているのはいくつか理由があるのですが、そのうちの一つに直前まで生かしておくことで鮮度を落とさないようにしたいというのがあります。
逆に今回のように釣り上げた時に瀕死な場合は、早く血抜きしてクーラーにしまってしまった方が鮮度が落ちないので、ストリンガーが役にたっていないどころか、漕ぎづらいというマイナスにもなってしまっています。
大型はストリンガー、ストリンガーに付けられない小型はスカリという風にしてましたが、どちらも今回デメリットを発見してしまったのでここは改善ポイントです。こうやってちょっとずつ自分の釣りに道具が最適化されて行くんですね。

とはいえ、久々の良型の魚と初めての魚種、数にもそこそこ恵まれて今回は大満足の釣行となりました。

今回の釣果
今回の釣果

ウッカリカサゴ以外は全てサビキで釣れたので、ボウズ回避しつつ大物を狙うにはジグサビキやタイラバサビキは有効ですね。(エソ含めですが何だかんだサビキを付けたSUPフィッシングでこれまでボウズは一回もないし)

釣れて楽しいのは大物ですが、食卓的にはアジやイワシが量釣れると美味しいおかずになるので今度はサビキに特化して釣ろうかなぁ。